タンゴのテンポとタンゴのリズム

“ジョーズ君”

じゅんこ先生 久しぶりですね!

“jnk先生”

どーもどーも。久しぶり!私一度にいろいろ出来ないタチでして。
え?何やってたんですか?

“ジョーズ君”

ジョーズ君 ステイホームしてなかったんですか? 教室クローズしてたのでオンライン系がやたら忙しかったんですよ。

“jnk先生”

“ジョーズ君”

ああ、ホームステイね。してましたよ、ちゃんと。オンライン系・・・ ってコレもオンライン系ですよ
まあ、そーですね。それで今日はなんでしょう?

“jnk先生”

あのですね、テンポとリズムの違いについて教えてください。

“ジョーズ君”

“jnk先生”

ほほう。コレね、私も自分の中だけでわかってるつもりでも、ちゃんとワードを使い分けることが出来てなかったんですよ。
え?そーなんですか?

“ジョーズ君”

うん。そう。そんなことじゃ一生懸命まじめに勉強されてる方に申し訳ないと反省して、今後気をつけようと思ってます

“jnk先生”

“ジョーズ君”

えー、どういうことなのか、説明してくださいよぉ

“jnk先生”

そうですね。ではテンポとリズムのお話してみましょう

 

 

テンポってなに?

 

 

「メトロノーム」って ググると メトロノームの画面が出るって知ってました?
私 好きなんですよね。

メトロノームのアプリも持ってます(笑)

で、その メトロノームには 100 BPM とか書いてあったりします。

これは 1分間あたりの拍数を指していて、BPM もそうです。

BPMって 心拍数のことも BPM って言うんですって。

 

心臓も一定の “リズム ” が刻まれてますもんね。

 

はい これ!!!!

たとえば このフレーズ
「心臓が一定のリズムを刻む」  

ぜんぜん不自然じゃないですよね。

使っちゃいますよね。

「心臓が一定のテンポを刻む」 これは??

 

感覚的には たいして変わらないっちゅーか・・同じですよね(笑)

 

こんな風に 日常に違和感なく使われている言葉や、会話でのフレーズの中で
テンポとリズム というのは 混ざり合って すっかり共存しているので

いざ、ちゃんと テンポや リズム を人に口語で伝えたい時って、誤解が生まれやすいものなんだな
ということを 最近実感しました。

しかし 正確には テンポとは 一定に刻まれる拍の速度を指しています。

 

リズムってなに?

 

ズバリ

様々な長さや強弱、休止によってつくられる表現パターン

リズム と言っていいかな と考えます。

なので、一定のテンポ、たとえば100BPM の曲で、
メインとなる「その曲のもつリズム」 というものがあるかもしれませんが、
サビの部分で「リズムが変化する」とか、曲の最後になって
「リズムは同じだけどアクセントの位置が変わる」ことで
効果を増している、などということがありえるわけですね。

リズムの王様 と呼ばれた Juan D’Arienzo ファン・ダリエンソなどは
例えば 同じ100BPMのテンポの中にでも
幾通りものリズムパターンをつくり、

たくさんの素晴らしい曲を次々と生み出したのでしょうね!

 

 

基礎練習は テンポを正確に踏むことから

 

アルゼンチンタンゴを上手に踊れるようになるための、基礎練習は 皆さんされているでしょう。

それは もちろん「歩くこと」カミナータでしょうね。

そして、その練習は 「正確なテンポで歩くこと」を意識されていると思います。

サリダやボックスになっても同じで、私の教室でも

「横を4拍ずつ、縦をすべて2拍ずつで進みましょう」とか
そんな感じで テンポをとって ベーシックステップを踏む練習を必ずします。

これを正確に踏めるようになるのは、なかなか大変で、
「足ではなく 体で意図的に速度をコントロールできるようになる」まで
繰り返し訓練が必要だと思います。

最初の話にあったように「テンポとは 拍の速度」ですから、
まずはその速度が「すなわち重心移動の速度」とすることが出来るように
訓練しなければならないですよね。

そうでなければ、安定した一定の速度を元に、変化しながら表現されているリズムに
対応ができないからです。

 

テンポがとれてない踊りはヘタ
テンポをとってるだけの踊りはもっとヘタ

 

オンラインサロンで セミナーを何回かしたのですが、
その中で 私が他の先生から習ってきたことを まとめて伝えました。

その中で、  ミュージカリティ に関して こんなふうに習いましたよ というお話を
いくつかしたんですね。

ある先生は 「一定のテンポの中で  その間に踏める位置を探しなさい」 というように
教えてくれたり

ある先生は「一定のテンポの中で アクセントの位置を いろいろ変えたリズムをつくりなさい」
というように教えてくれたり

また  ある先生は  一定のテンポを踏む練習をしっかりした後で、
「でも  一定のテンポを踏んでるだけの タンゴなんてタンゴじゃないよ。

こんなの踊りじゃない。 歌うように、ハミングするのと 同じように
足を動かしてごらん。
テンポではなく、リズムやメロディーを踊らなきゃダメだよ」  と、

そのように教えてくれた先生がいました。

一定のテンポを踏む踊り というのは

例えば  エル・チョクロ が 130BPM で
ジーラジーラ が 120BPM で
フェリシア が  155BPM だったとして

その3曲を ただ正確なテンポだけで踊って 動画を撮った場合、
音を出さずに無音で見たら、
3曲とも全部 同じに見えるでしょうね。 きっと。

つまり、正確なテンポは 絶対に必要な基礎ではあるけれど
そこでとどまれば 「ダンスにはなりえない  なぜなら 表現がなされていないから」

ということになってしまいます。

オンラインレッスン を始めた中で、
ピボットなし
狭いスペース、おうちで1人で出来る練習 という
限られた条件の中から 練習課題を 毎週つくったのですが

私にとって それは まさしく 一定のテンポの中から 幾通りかの
リズムパターンを発見することによって つくっていました。

しつこいようですが
一定のテンポを 単純な横 、縦、という動きで練習していたら
基礎としては大切ですが

きっと 毎週毎週 ひとりで家でやるのは 飽きてしまって

ちっともおもしろくないだろうと思います。

たくさんの方に 「まるでひとりで踊ってる気分」を楽しんでいただけたのは

リズムの変化 を 足で表現されたパッケージの提供があったからだと思われるのです。

誰でもつくれる リズムのバリエーション

 

私が 昔からよく遊んでいる トレーニングを チラッと
適当に動画に撮ったので、参考になるかどうか・・・(笑)

一応UPしてみました。

なんか 汚い部屋で テキトーにやっててすみませんけど (笑)

メトロノームの テンポに合わせて リズムパターンの変化を
つくってゆく練習です。

強弱の位置を変えたり  休止を加えたりして遊んでるだけです。

なんなら足で動かなくても、まずは メトロノームを聞きながら
口で「タンタン タターン」 とか  言ってみてもいいですし、

手で 机をたたいて 「ウン タタタ  ッタ ウン」 とか休止を
入れたり やってみるのもいいですし・・・

で、そのように 「テンポの中にリズムを乗せる」感覚を
身につけておくと

実際の音楽には メロディーがあり、フレーズがあるので、
ますます簡単で とてもじゃないけど テンポだけ なんて つまらないことは
出来なくなるかもしれません。

これが わからないと どんなに素敵なリズムのある曲でも

耳がテンポしか拾えないままになってしまうかもしれませんよー。。。

こわい こわい。

遊ぶことですな。

音で 曲で テンポで リズムで  遊んで 上手になりましょうヽ( ´¬`)ノ

 

あ! 最後に・・・
そうするとですね・・・

この定義でいくと

最初にでてきた
「心臓が一定のリズムを刻む」  

って これ。

「一定の」 と付ければ まあいいかもしれないけど

「心臓がリズムを刻む」だけだと、 今の話からすると

 

心臓が「ズン チャチャ  ウン タ!」 とか してる感じになっちゃって
嫌ですね(笑)

チーン

 

※ 私の個人的な感覚での話ですので、
音楽のプロの方や 専門的知識のある方は また別の見解かもしれません。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です