タンゴのコディゴ・・ミロンガのコディゴとは?

タンゴを踊る上で ” コディゴ ” を知ることはとても大切です。
さて、” コディゴ ” って何でしょう?
まずは その コディゴ の意味 そのもの・・を3つの視点からおはなしします。

 

  1. コディゴの意味
  2. 観察
  3. ミロンガはサービス?

 

Codigo  コディゴの意味

英語の「コード」にあたる言葉です。
ドレスコード とかの あの「コード」ですね。

ミロンガも様々なタイプがあって、友達同士で集まる地域コミュニティのようなものもあれば、
フォーマルなものもあったり色々ですが、
そこに集まった人たちによってつくられてゆくものです。

そこに集う人が楽しく気持ち良く踊って、同じ場所と時間を共有するために
つくり上げられてきた暗黙のルール

そのようなことを コディゴと言います。

タンゴの中でのマナー・ルール  =  コディゴ  です。

ミロンガの主催者や 会場全体をリードする オーガナイザー の存在はありますが(後述します)
しかし 集まる人々 1人1人が コディゴを知って、
楽しめる場になるよう 意識されていることが とても大切です。

たくさんの人が 同じフロアと音楽、時間を共有するのですからね。

その場状況に合った大人の振る舞いをどのようにするかを問われているのがミロンガであり、
そのためのコディゴ と言えます。

そうすると、ここに書くようなことを ただ忠実に守ればいい のかと言われれば そうとも言えないな〜、
とも個人的には思っています。

それは どう言うことか といいますと・・・

観察する

今や、ミロンガは世界中にあります。
東京にも ずいぶんたくさんのミロンガがあります。

そうすると、時に そのミロンガ特有のローカルルールが存在していることもあります。
あるいは 国によって 文化の違いによるようなこともあるかもしれず、

自分の知っているコディゴがあてはまらないような、迷いが出ることもあるかもしれませんよね。

そんなふうに迷った時、

服装、誘い方、誘われ方、そのミロンガを観察し、感じることが必要になるかもしれません。

言葉も通じない場合ならなおさら コミュニケーションなどでも迷ってしまうことがあるかもしれません。
そんな時も
「この振る舞いは大 人としてスマートだろうか?と自身に問う必要があります。

それが大人のダンス。アルゼンチンタンゴのミロンガにおいて コディゴを尊重することになるのではないかな、と思います。

 

ミロンガはサービス?

日本では社交ダンスを元に、ミロンガもつくられてきた経緯があり、また私の教室のように、

そこの先生がミロンガを開くことが一般的なので、その辺りの事情が本国アルゼンチンとはだいぶ違った点と言えます。

先生が踊ってサービスしてくれるものと思われてきたのが日本のミロンガです。

ですが、それは日本が勝手につくってきた状況の1つに過ぎず、世界的にみれば それはミロンガの形ではありません。

「ここのミロンガのオーガナイザーは踊ってくれない」と言って憤慨したり
ミロンガのスタッフにダンスの相手をするよう要求するのは間違いです。

ミロンガのオーガナイザーとはホストやホステスではなく、集まった人達と一緒に楽しんで一緒にこの時間をつくり、

そのミロンガ全体をリードする人のことをいいます。

例えば、私の教室、ラ・クンパルシータで金曜日の昼間に開催している「昼ミロ」はそういう意味において「ローカルルール」を持っています。

「数人の先生(スタッフ)が、お客様と踊る」という形式をとっています。
(※限られた時間なので必ず全員と踊れるというわけではありません。)
ですが、先生が順番に踊るというのは、あくまでもローカルルールであり、ワールドルールではないということを、主催者である私たちは明示する義務があります。

そうでないと、そのようにスタッフが踊ってサービスすることがミロンガだ と覚えてしまった方が
いざ他のミロンガや海外のミロンガへ行って恥ずかしい思いをしたり、つまらない思いをしたりすることになってしまうかもしれないからです。

服装・部屋の周り方・誘い方・誘われ方・音楽・・コディゴには様々な面がありますが、いずれも
何がローカルルールで何がワールドルールであるか、何がこの状況にふさわしいか、
それぞれがよく知り、あるいは観察し、大人の振る舞いをチョイスする力を身につけてゆくことが必要だと思います。

 

 

 

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